中田一志(なかた ひとし) In

大阪大学日本語日本文化教育センター教授。言語文化研究科日本語日本文化専攻兼担。専門は現代日本語文法および文法教育。おもに,語用論/認知意味論的アプローチによるモダリティ,アスペクト研究。1988年大阪外国語大学外国語学部英語学科卒、1992年大阪外国語大学大学院外国語学研究科日本語学専攻修了。1993年より大阪外国語大学留学生日本語教育センター助手、専任講師、大阪外国語大学日本語日本文化教育センター助教授、ナポリ東洋大学客員研究員、大阪大学日本語日本文化教育センター准教授を経て、2013年より現職。代表的な論文に「発話行為論から見た終助詞ヨとネ」『日本語文法』9-2、「漫才の笑い:エラーと非効率性と非整合性」『日本語・日本文化』41などがある。

中田先生はベトナム・インドネシアをはじめ、世界中の日本語研究者の育成に尽力されています。「日本人の、日本人による、日本人のための日本語文法」ではなく「みんなの、みんなによる、みんなのための日本語文法」というコンセプトで日々留学生を指導されています。今回のシンポジウムでは、日本語教育の立場からみる東南アジア諸国連合について講演してくださいます。